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短い時間を攻略しよう [昇段審査のアドバイス]

三段までの審査では気剣体一致の技を出すため、
自分の気持ちを充実させることに力を入れましょう。
四・五段に関しては出小手や返し胴といった応じ技が必要になるので、
相手との気持ちも大切になります。
どの審査にも共通して言えることは、時間が短いことです。
なので、待っているときから「審査員の心を動かしてみせる」といった気持ちを持ちましょう。
そうすれば、「始め」と言われたときには気持ちが充実しているはずです。

短い時間に慣れるため、普段の稽古から同じような状況を設定しましょう。
例えば技を決めて元に返ったとき、「ここから1分」と決めて稽古をするのです。

審査の時間はきわめて短いので、一秒もムダにはできません。
そのためには、「始め」の合図で立ち上がると同時に一足一刀の間合いに入りましょう。
そうすることで剣先が交え、こちらの攻めに対して相手が反応してくれます。
また、間合いに入るときには「相手が出てくる」ことを常に想定するようにしましょう。
自分が打つことばかり考えて、先に相手が出てきたら対応できない。
その結果、よけるだけで終わってしまうということは避けましょう。

四段以上からは、「打突するために相手を引き出したんだな」というところまで見られます。
ただ打つだけではなく、
普段の稽古のときから「打突するためにどのように攻めるか」を考えてみましょう。
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