竹刀にこだわりを持とう

年齢を重ねた方であれば、竹刀にもこだわりを持って欲しいと思います。
柄の太さが変われば、握ったときに変化があります。
柄の状態により太さは変わり、新品であれば太く、使うほど薄くなっていきます。
甲手も同じように厚さが変わります。
常に同じ感触で握っていたいのであれば、柄が新品ならば古い甲手を使いましょう。
逆に甲手が新品ならば、少し古い柄革を持つなどの工夫をしましょう。
また、柄革は古くなるとツルツルしてくるので、ナイフを使って毛羽立たせるのも良いでしょう。
さらに、柄革は革の質によって伸びるものとそうでないものがありますので、
それにも気を使い、あまりにも長ければ切って調整しましょう。

竹刀の長さは一般的には三尺九寸ですが、
人によっては三尺八寸のほうが適している場合もあります。
基本的には竹刀の長さは勝負に影響が少ないので、試しに使ってみてはいかがでしょうか。

竹刀の重さは、試合では510g以上と定められています。
しかし、さほど試合に出ない方やご年配の方は少し軽い竹刀を使ってみても良いでしょう。
軽い竹刀は、返し技やすり上げ技が決めやすいですよ。

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