SSブログ
かかり稽古と強くなるための思考 ブログトップ

強くなるための考え方 [かかり稽古と強くなるための思考]

社会人の方の中には、過去に華々しい実績がある方がいると思います。
しかし、強くなるためには、これは邪魔にしかなりません。
忘れましょう。
「自分は弱い」と思いましょう。
そうすれば、強くなるための課題と答えがある程度は見えてくるはずです。
一流のスポーツ選手は、剣道に限らずこのように考えているのです。
一流であることに自惚れず、「なぜそこまで」と思うほど努力します。
そこが一流である所以で、みなさんもその感覚に近づけるよう、考え方を改めていきましょう。
タグ:剣道 一流
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

理想的なかかり稽古 [かかり稽古と強くなるための思考]

かかり稽古の目的は

①スタミナ・持久力をつけること
②ムダな力を使わないで打つこと

この二つです。
とりわけ肝心なのが②です。
力が出なくなってきたが、残されている中の一番肝心なところで打っている。
つまり、必要最小限の力で打てている状態です。
その感覚を身体で覚えれば、理想的な打突につながります。
ただし、正しいフォームは保つことです。

理想的なかかり稽古は、いたずらに長時間続けるのではなく、
短時間のかかり稽古を何回もすることです。
間には短めのインターバルを設けてください。
中身のあるかかり稽古になりますよ。

また、元立ちがかかり稽古では大切です。
元立ちは、常に一足一刀の間合いを取るように心掛けましょう。
そうすれば、かかり手は息を抜けずに連続で技がつながります。

子どもに対して元に立つときは、打つべき部位を言葉で言ってあげると良いでしょう。
打っても抜けきらず、途中で止まってしまう場合は、少し背中を竹刀で押してあげましょう。
そうすれば、少しずつ抜けていく感じを身体で覚えていきます。

ある程度若く、強くなりたい社会人に対しては、
背中を押すのではなく少し「いなす」ように力を加えましょう。
前に行こうとしているのに横に力を加えられることでグンと疲れが出ます。
こうすることで、体幹を鍛えることが出来ます。

体幹を鍛えるには、組み討ちも有効です。
稽古の後半で疲れが見えてきたところで「かかり稽古→組み討ち」とやります。
ルールは二つで、ひもはつかまないことと竹刀は捨てないことです。

組み討ちのコツは、逆の力を使うことです。
右から左に力を加え、相手が抵抗してきたら左から右へ引っ張りましょう。
違った方向に力を加えたり引いたりすることで、より有効な組み討ちができますよ。
nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ
かかり稽古と強くなるための思考 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。