SSブログ
昇段審査のアドバイス ブログトップ

技前に命をかけよ [昇段審査のアドバイス]

審査では、"技前"や"布石"といったことが大切です。
稽古ではこれを意識するようにしましょう。
相手が何かをしかけてきても、
自分がそのしかけを普段から行っていれば相手のすることが読めます。

先革が交わっているような間合いですべきことは2通りです。

一つは、相手をその場所に居つかせて自分が打つこと。
たとえば、小手を決めたいのであれば、面を攻めて相手の手元があがったところを打つなどです。

もう一つは、相手に技を出させることです。
面を打たせるようにこちらが攻めていれば、
相手が面を打ってきたときに簡単に応じることが出来ますよね。
つまり、打つ前には心の戦いがあるのです。

相手の心を乱すために100%のエネルギーを使いましょう。
目標(自分が決めたい技)を定めたら、
本心を悟られることなく手続きを踏んで目標に進みましょう。

技前のひとつに、剣先を下げる攻め方があります。
相手を引き出したいのならば、ときおりスッと竹刀を高めにとってみましょう。
強引に下を攻めてばかりだと、突きを警戒して相手は出づらいままです。
相手が出てこなければ、出小手や返し胴といった技は決まりません。
「攻撃が当たる」と相手に思わせなければ、相手は出てきませんよ。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

本当の本気があなたを伸ばす [昇段審査のアドバイス]

稽古では、誰が相手でも「本当の本気」を一度は出しましょう。

上手の人とやるときは、自然と"本当の本気"は出しているでしょう。
ただ、いつでも上手の人と稽古するとは限りません。
下手の人と稽古することもあります。
下手の人と稽古するときにも同じように"本当の本気"を出せれば、
たとえ誰が相手でも稽古を見ている人を感動させられます。
本気にならないで打ててしまう相手でも、5分であれば2分でいいのです。
"本当の本気"を出して自分の技をしっかりと確認しましょう。
それができれば、あとは"本気"でもいいと思います。
そうすれば、相手も力がつくでしょう。
稽古を流さないで自分を伸ばすためにも、
"本当の本気"で打つ必要があることを覚えておいてください。
タグ:下手 上手 剣道
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

短い時間を攻略しよう [昇段審査のアドバイス]

三段までの審査では気剣体一致の技を出すため、
自分の気持ちを充実させることに力を入れましょう。
四・五段に関しては出小手や返し胴といった応じ技が必要になるので、
相手との気持ちも大切になります。
どの審査にも共通して言えることは、時間が短いことです。
なので、待っているときから「審査員の心を動かしてみせる」といった気持ちを持ちましょう。
そうすれば、「始め」と言われたときには気持ちが充実しているはずです。

短い時間に慣れるため、普段の稽古から同じような状況を設定しましょう。
例えば技を決めて元に返ったとき、「ここから1分」と決めて稽古をするのです。

審査の時間はきわめて短いので、一秒もムダにはできません。
そのためには、「始め」の合図で立ち上がると同時に一足一刀の間合いに入りましょう。
そうすることで剣先が交え、こちらの攻めに対して相手が反応してくれます。
また、間合いに入るときには「相手が出てくる」ことを常に想定するようにしましょう。
自分が打つことばかり考えて、先に相手が出てきたら対応できない。
その結果、よけるだけで終わってしまうということは避けましょう。

四段以上からは、「打突するために相手を引き出したんだな」というところまで見られます。
ただ打つだけではなく、
普段の稽古のときから「打突するためにどのように攻めるか」を考えてみましょう。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

見た目も大事 [昇段審査のアドバイス]

昇段審査は試合ではありません。
なので、面ひもが長すぎたりしていてもだれも注意してくれません。
実は、このような「外見」が良くない時点で、審査で不合格の烙印を押されることもあるのです。
たしかに、外見が悪い印象でも、
構えがしっかりしていて有効打突もあれば合格になることもあります。
ただし、審査員の中には外見が悪い印象というだけで、
段位を受ける資格がないと判断される方もいるのです。
このことを肝に銘じて、だれが見てもいい剣道を心掛けるようにしましょう。

審査が試合と違う点は他にもあります。
審判は動いてくれますが、審査員は動いてくれません。
審査中に端に寄ってしまった場合は意識して中央付近に下がって立ち合うようにしましょう。
また、審査員に対して完全に背を向けている際も、
つばぜり合いから分かれる際は少し斜めに体をさばくことも必要です。
審査員が見やすい場所で演武するということを忘れないようにしましょう。
タグ:剣道 昇段 審査
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ
昇段審査のアドバイス ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。